シリル・アロンソ ルール・マ・プール 2020
シリル・アロンソ
正直申しますと、ネゴシアンをやっていたシリル・アロンソ時代は試飲しても全然興味が持てなかった。
そして知らないうちに世間からワインの姿も見せなくなりました。
今回案内をもらって、ドメーヌになった彼のワインは興味しかない。
今はレニエ近くのボジョレー・ヴィラージュでワイナリーを構えたそうです。
天然酵母だけの力でSO2(酸化防止剤)等の添加物を一切使用せずにゆっくり時間をかけて醸造します。そしてブドウ本来のエキスを残すためノンフィルター(無濾過)ノンコラージュ(無清澄)で瓶詰めします。出来上がったワインの状況を見定め、必要があれば最小限・極微量のSO2を瓶詰め時に加える場合もあります。 取得した合計わずか1.5haでの畑は、長年ほぼ耕作放棄地となっていた、1930年~ 40年代に植樹された樹々が多く、非常に珍しいブドウ品種構成で混植となっています。コート・ド・ブルイィと同じ鉄を含んだ花崗岩土壌。その地でビオロジックをベースとして、パーマカルチャー、アグレフォレストリーというスタイルも取り入れた栽培が実践されています。
『自然の中だからWildな酵母が沢山いるよ、おかげか発酵が早く進むんだ!』と自然の中での妻と二人での仕事が本当に幸せそうです。2019ヴィンテージは再出発1年目。
2019年は全ての品種において太陽に恵まれた年、まるで彼の再出発を照らしてくれたかのようです
産地:フランス ボジョレー
葡萄:ガメイ60%(平均60年) ピノノワール30% ピノファン10%
花崗岩土壌で育つ樹齢60年のガメイと樹齢4年のピノ系2種を木製圧搾機で直接圧搾し、グラスファイバータンクで8 ヶ月発酵・熟成しサンスフルで瓶詰めしました。黒味の強い紫ガーネット色の外観から、ザクロやいちご、スミレの香りを感じます。甘みを感じるアタック、豊かな果実味とエキス感が拡がりをみせ、長いアフターが特徴の逸品です。
・ 販売価格 |
6,389円(税581円) |
・ 在庫数 |
残り6です |
・ 購入数 |
|
|